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2024年05月05日(日)
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【Globali】
 

台湾とベトナム、南シナ海において中国に勇猛果敢な対抗措置【米・ロシア・台湾メディア】(2017/07/28)

7月15日付Globali「南シナ海仲裁裁定から1年、中国による裁定無効化が実現?(2)-フィリピン・インドネシアの細やかな抵抗」の中で、“中国から軍事行動を起こされないぎりぎりのところで、フィリピンが領有権争いの海域での天然資源探査活動の再開を目論めば、インドネシアは、自国の主権範囲と主張する海域について(南シナ海から切り離して)独自の命名を行う等、細やかな抵抗を試みている”と報じた。そして、今度は台湾が、実効支配する南沙(スプラトリー)諸島内のイツアバ島(注後記)に6基の榴弾砲(大砲の一種)を配備して防衛を強化すれば、ベトナムはスペインの多国籍企業に委託して同海域での石油の探査活動を進めている。

7月26日付米『ザ・クォーツ』オンラインニュース:「台湾、南シナ海で実効支配する小島に榴弾砲を配備して防衛強化」
  台湾の『台北タイムズ』紙の報道によると、台湾は7月24日、南シナ海の南沙諸島内で実効支配するイツアバ島の警護を担当する台湾海岸巡防署(沿岸警備隊や海上保安庁に相当)南沙部隊に、6基の榴弾砲を供給したという。

  同島は1956年から台湾が実効支配しているが、他に中国・ベトナム・フィリピン・マレーシアが領有権を主張している。...

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中国、北朝鮮の脅威増幅で南シナ海問題フェードアウト期待?<米・英・ロシア・中国メディア>(2017/05/30)

5月28日付Globali「東・南シナ海問題でG-7対中国が火花、また米軍対中国軍の挑発行動も>の中で触れたとおり、主要7ヵ国首脳会議(G-7サミット)による東・南シナ海問題懸念の共同声明に中国側が不快の念を示せば、米軍による“航行の自由作戦(FONOPS)”等の行動に対抗するように、中国戦闘機が妨害行為に出ている。しかし、米メディアによれば、5月29日に北朝鮮が3週連続の弾道ミサイル発射による脅威増幅によって、トランプ大統領もマティス国務長官も、南シナ海問題より北朝鮮問題での中国の協力を仰ぐ方が大切としている模様と報じれば、ロシアメディアは、貿易と気候変動問題で意見の統一ができないG-7が、日米の策略によって、東・南シナ海問題に関し中国を非難することで唯一の合意点を見出したと皮肉な報道をしている。一方、日中高官の協議について、西側メディアが、北朝鮮問題で日本が中国側圧力強化に期待すると述べたと報じているのに対して、中国メディアは、北朝鮮問題の話題には一切触れず、日中間の中・長期的問題について協議したとのみ報道している。

5月30日付米『ザ・クォーツ』オンラインニュース:「北朝鮮、中国は意識しているかどうか不詳だが、南シナ海問題から目を逸らさせることで間接的に中国に協力」
北朝鮮は5月29日、3週間で3度目の弾道ミサイルを発射したが、国際社会以上に中国が辟易しているとみられる。しかし、別の見方をすると、北朝鮮の脅威が世間から注目されればされる程、中国が真に関心のある南シナ海問題について、国際社会の目を逸らさせるアシストとなっている。...
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