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2024年05月06日(月)
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【Globali】
 

フィンランド大統領選決選投票;どちらが勝ってもNATO新加盟国として対ロシア強硬姿勢不変【欧米メディア】(2024/02/10)

フィンランドは議院内閣制を敷いていて、議会が国権の最高機関であり、首相が行政府のトップとして政治を切り盛りしている。ただ、外交及び安全保障政策では大統領が強い影響力を持っていて、サウリ・バイナモ・ニーニスト大統領(75歳、中道右派の国民連合党所属、2012年就任)主導で、中立・非同盟主義から北大西洋条約機構(NATO、1949年設立)への加盟という歴史的大転換を成し遂げた。そしてこの程、現大統領の任期満了に伴って、二候補の間で決選投票が行われるが、どちらが勝っても、対ロシア強硬姿勢は不変とされている。

2月8日付『ロイター通信』『AFP通信』、及び2月9日付『AP通信』は、2月11日に実施されるフィンランド大統領選決選投票では、どちらの候補が勝っても現大統領が主導したNATO加盟、対ロシア強硬姿勢に変更はないだろうと報じている。

フィンランドでは2月11日、同国現職大統領の任期満了に伴う投票が行われる。

第一回投票は、1月28日に実施(投票率74.9%)されたが、8人の立候補者のいずれも過半数の得票を得られず、上位二者による決選投票が行われることになったものである。...

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フィリピン、南シナ海南方の西フィリピン海のみならず台湾南方のバシー海峡でも中国対峙鮮明【欧米メディア】(2024/02/08)

2月2日付GLOBALi「中国対峙戦略進展;インドが米国から大量の無人攻撃機を購入すればフィリピンも初の潜水艦導入を決定」で報じたとおり、フェルディナンド・マルコスJr.大統領(66歳、2022年就任)は前大統領の親中から親欧米政策に舵を切り、南シナ海における領土問題で中国対峙を先鋭化している。そうした中、今度は台湾南方のバシー海峡で中国軍が台湾への脅しのためにしばしば軍事訓練を行っていることを問題視して、現地駐留のフィリピン軍強化を明言している。

2月8日付『ロイター通信』は、フィリピン国防相が、台湾南方のバシー海峡における中国軍の軍事訓練等に対抗するため、現地駐留のフィリピン軍強化を打ち出したと報じている。

台湾から約200キロメートル南のバシー海峡では、中国人民解放軍(PLA、1927年創設)が台湾への脅しのためにしばしば軍事訓練を行っている。

そこで、南シナ海における領土問題で対峙するフィリピンが、同海峡南のフィリピン・バタン諸島に駐留するフィリピン国軍(AFP、1935年創設)を増員することを決定した。...

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