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2024年05月02日(木)
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【Globali】
 

世界が見るパク大統領の訪米延期(2015/06/10)

韓国で大流行中のMERS(中東呼吸器症候群)は感染者が108人を超え、死者は9人となった。韓国大統領府は国民の安全を再優先しパク大統領の米国訪問を延期したと発表、今後、米国と改めて日程を調整するとしている。米国でパク大統領はオバマ大統領と会談し、北朝鮮問題や経済問題などを話し合う予定だったというが、北朝鮮問題では核開発や長距離弾道ミサイルの開発を押し進める北朝鮮をにらみ、米国は韓国に対してTHAAD(高高度防衛ミサイル)の配備を要請していたが、韓国側はこれに対し明確な回答を留保、経済問題に至っては米国の反対を押し切り中国主導のAIIBに参加、さらには米国は韓国に日本との関係改善を要求していたが、韓国は「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録を巡り各国に賛同しないように要請して回るなど、日本に対する圧力を一向に緩める気配を見せていないことで、米国側から圧力をかけられかねない悪条件がそろっていた。韓国側にとっては厳しい状況であることに違いはないが、MERS対策が米国を訪問しないためのよい口実となった側面もある。各国はパク大統領の訪米延期について、以下のように報じた(一部、NHKBSワールドニュースを参照した)。

6月10日付『ワシントンポスト』(米国)は、死者が9人に及んだMERS対策に専念するためにパク大統領が訪米を延期したことを伝えた上で、「MERS対策のために大統領は国内に留まりMERS対策を行うべきとの声がある一方で、一部の外交専門家は訪米を予定通りに行うことを大統領に進言していた」と報じ、「パク大統領が韓国に留まる理由を見つけることの方が難しい。大統領が韓国にいようがいまいが、何でも解決できるわけではない。...
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世界が見る北朝鮮の核問題の行方(2015/05/27)

北朝鮮の祖国平和統一委員会は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験や核武装についての声明を出し、自国の「平和と安定を守るための正当な手段だ」との声明を発表した。さらにキムジョンウン第一書記はSLBMに関わった科学者や関係者などを集め、実験の成功を賞賛したという。もしこの実験の成功が本当ならば北朝鮮の脅威は新たなフェーズに入ったことになるが、写真を見た一部専門家からは北朝鮮が実験成功を偽装しているのではないかとの声も挙がっている。こうした中、北朝鮮の核問題解決に向け、北朝鮮を対話の場へ引きずり出すべく、日米韓の協議がソウルで行われている。各国は、北朝鮮の核問題の行方について以下のように報じた(一部NHKBSワールドニュースを参照した)。

5月26日付『ディウェルト』(ドイツ)は、「朝鮮中央通信によるとキムジョンウン第一書記がSLBM、潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験に携わった科学者らを集めて、ミサイル発射実験の成功を“奇跡だ”として賞賛した」と報じた。
5月26日付『デイリーテレグラフ』(オーストラリア)は、「キムジョンウン第一書記が絶賛している潜水艦発射ミサイル実験は、フォトショップなどでかなり加工した形跡がみられる」とする専門家の分析を紹介、また「巧妙な映像編集技術によって、SLBM実験の成功を偽装している」との米海軍のジェームズウィンフィールド提督のコメントを紹介した。...
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