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2024年05月10日(金)
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【Globali】
 

米・ロシア・フィリピン・中国メディア;南シナ海をめぐる新たな動き(2)(2016/08/16)

先に報じたとおり、中国は、南シナ海の人工島に戦闘機等の格納庫を建設しているだけでなく、新たな衛星を打ち上げて同海域を宇宙からも監視しようとしている。一方、この動きに対抗するように、ベトナムは、常設仲裁裁判所(PCA)の裁定を追い風に、西沙(パラセル)諸島での轍を踏まないよう、南沙(スプラトリー)諸島のいくつかの島にロケット砲を配備し始めている。そして、中国の動きを警戒している日本は、岸田外相にフィリピンを訪問させ、ドゥテルテ新大統領と会談の上、対中国政策について突っ込んだ協議を推し進めている。

8月11日付米『ロイター通信米国版』:「フィリピン、“妥協することなく”中国に対してPCA裁定の尊重を求めていくと表明」
「●フィリピンのペルフェクト・ヤサイ外相は8月11日、フィリピン訪問中の岸田文雄外相と会談した際、中国に対して、南シナ海においてもまた東シナ海においても、PCA裁定やその他国際法を尊重するよう強く求めていくと表明。  
●日本とフィリピン両国は、同海域の安保上の協力や、日本側の経済支援等について協議。...
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米・英・フィリピン・中国メディア;仲裁裁定後に更に緊張高まる南シナ海(2016/07/19)

既報どおり、7月12日にリリースされた国際仲裁裁判所(PCA)裁定に対して、日米等西側諸国は、当事国に対して同裁定を尊重するよう求めているが、全面敗訴した中国、及びその経済力・軍事力に屈している国が、異論を唱えている。そして中国は、PCA裁定を不受諾と表明するだけでなく、PCAの存在を否定し、また、PCA判事任命の公平性まで持ち出して、徹底的に対抗しようとしている。

7月17日付米『ボイス・オブ・アメリカ』:「カンボジア高官、米空母に乗船して南シナ海航行」
「●カンボジアはそもそも中国支持を打ち出している国であるが、米原子力空母“ロナルド・レーガン”のマイケル・ドネリィ艦長の招待に応じて、カンボジア国軍及び内務省の高官10人が7月17日、同空母に乗船して南シナ海を航行。  
●同艦長によると、領有権争いの火花が散るスプラトリー(南沙)諸島とパラセル(西沙)諸島のほぼ中間海域を航行したが、多くの船舶が行き交う姿を見せて、航行の自由の大切さを理解してもらう意図と説明。...
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